板金加工にブランク加工、曲げ加工、穴あけ加工等がありますが、わたしたちはそれらを 1/100mmの精度を追求して精密加工を行っています。 手のひらに収まる小型な製品から、何人もの大人で運ぶ大型な製品まで幅広く、多種多様な依頼に対応しています。
曲げ加工は、金型を使用しての角度曲げ、ロール曲げ、ダクトで多く見かける円すいや角すいの形状にする曲げ加工があります。 ベンディングマシンHG1303には角度センサーがついているため、曲げ角度を出すことが容易となり時間短縮かつ高精度な製品づくりが出来るようになりました。
穴あけ加工はレーザーでの穴あけ、複合機によるタップ(M3〜M8)、皿ザグリ、バーリング等金型で揃うものは自動加工を行います。 自動加工出来ないものに関してはボール盤を使用して各種穴加工を行います。
大型製品や複雑形状等のレーザー加工が難しい製品はグラインダーで金属の切断を行います。
レーザー加工機では主に平板を加工しますが、当社では立体物に対して専用の固定治具、または仮治具を製作して追加工することができます。
製品形状、切断箇所によってはYAGレーザーを使用して切断を行います。
レーザー加工では鉄(~16t)・ステンレス(~6t)・アルミ(~6t)材をブランク(抜き)加工、チャックインデックスを使用した丸・角パイプの加工、立体物の加工、既製品への追加工を行っております。 材質、板厚、使用環境等様々な要素が混ざりあう中、担当オペレーター が適切な条件を見出し加工しています。 溶接品の場合、接合時の位置合わせが容易となるように位置決めのケガキをレーザーで入れることで組み合せやすくなり、作業効率も高まります。 これからもレーザー加工技術に磨きをかけ、皆様に喜ばれる製品を提供していけるよう努力していきます。
わたしたちは溶接業で開業しました。 その為、溶接加工は一番歴史が長く、CO2溶接、TIG溶接、ロボット溶接、 YAGレーザー溶接等、多岐にわたって技術と経験を培ってきました。 YAGレーザー溶接において 、低歪みで焼けの少ない溶接が可能であり高品質な製品づくりが出来ますので多くのお客様から高い評価を頂いています。 異なる金属どうしを接合したり、板厚の違う金属どうしを接合したりと溶接種類の幅を常に広げています。 一番長くやってきたからこそ、妥協せず常に挑戦することを心がけています。
タンク・ダクト類には溶接後、漏れ検査を行います
弊社では、鉄とステンレスなど異なる金属どうしを専用の溶接棒を使い適切な溶接条件で溶接が出来ます。
YAGレーザー溶接はTIG溶接と比較して、非常に狭い範囲に熱が集中し、溶接スピードも速いため母材に対して入熱が少なくなり、特に薄板溶接で問題になる「熱歪み、溶接焼け」が極めて少ない溶接が可能になります。更に後処理がほとんど不要になりますので、工程の短縮に貢献します。
板厚違いの接合も可能です。
板厚違いの溶接